タイトルのまんまだが、今日ついに、結婚指輪たちを売ってきた。
たち、というのは、
私たちは指輪が大好きで、結婚指輪は計3セット作った。
それに加えてダイヤのついたものや、恋人時代にもらったもの。全部でざっと12本。
見積りで4軒回って、思ったよりもいいお値段で売ることができた。
これ以上回る体力はない。想定より高かったのでよしとする。
離婚直後勢いで捨てたピアスも取っとけばよかった(笑)
離婚して1年。早く売りに行こうと思ってたのに、なかなか踏み出せなかった。
元夫とのいい思い出だけが詰まっているのが、指輪たちだったから。
指輪を選ぶときの彼は本当に優しくて、一生懸命で、何軒でも回ってくれて、一緒に選ぶ時間も、試着するときのやさしい目も、それはほんとに愛しい時間だったから。
過去はもう戻らない。未来も、わからない。
人生はいつだって、今しかない。
だけど、いとしい時間があったことは、きっと悪いことじゃなかった。
さようなら、指輪たち。
ほんとに大好きだったよ。
私の左の薬指を、人生を、長い間彩ってくれて、ありがとう。
これからは自分の力で、人生を彩るんだ。誰かの愛にすがるように生きるんじゃなくて。
ちゃんと自分の足で歩く。好きなものをたくさん見つけながら。
前に進むんだ。
私の人生は、これからだ。