暑くてつらかった夏が終わり、季節は秋から冬に向かおうとしている。
前記事からおよそ3か月、我が家の2020年はなかなかの、試練の年だなと感じる日々で。
まず、夏の終わりに元夫が自殺予告からの通報という事件があり、その後のゴタゴタもあって、現在娘は学校に行けずにいる。
息子は、半分ニートのようなフリーター生活を気に病みつつ、新しい世界に飛び出すか否か、葛藤している。
私はずいぶん仕事に慣れたものの、失敗したりももちろんして、失敗するのはあたりまえだけどやっぱり落ち込んだりもして。だけど仕事って、人生って、失敗せずには進めないものなんだよね、とか悟ったようなことを思ったりしながら日々を、どうにか元気に生きている。
最近になって、ここまで必死に明るいほうだけを見て進んできたけれど、ああ、かなり自分に鞭打って全力疾走してきたな、とか、ああ私、元夫のことが好きで、過ごした日々は宝物だったんだな、とか、なんで、こんなことになったんだろう、とか、
心の声が聞こえるようになってきたような気も、している。
でもそれも、無理して前向きに変換させようとしたり、原動力みたいなものにしようとするのではなく、そのまま受け入れていけばいいような気がしている。
子供たちが苦しんでいることも、胸がとても痛いけれど、魔法みたいに治すことはできなくて、親であっても、直接心に踏み込んで何かを働きかけることはできないというか、してはいけなくて、
自分で消化して自分の力で前に進めるようになるまで、私は外から、少しでも安心できるような環境を整えて見守ることしかできないのだ。
子供たちの人生は子供たちのものだから。
そして先日、パグが脂肪細胞腫の手術をした。
しこりが癌だとわかったときは、今年はほんとになんて年だ、と一瞬思ったけれど、幸いにして悪性度が低いもので転移もなく、おそらくすべて切り取れたとのことで心底ほっとしてた。
大きな傷跡を引っ掻かないように、普段着ないお洋服を着せられるパグ。
まあ今年は我が家にとってなかなか試練の年であることは間違いないけれど、新しいことが始まるときや、よりよく生きるための変化の時には痛みを伴うものなのかもしれない。
忙しい、というほどのこともないのに毎日疲れているのは否めず、部屋はぐっちゃぐちゃでごはんもテキトーでなんかピリピリしちゃったりもするけど。
思考回路がぼんやりなあげくに何もかもなんだかめんどくさくて結果コンビニでしょっちゅう買い物するとか金遣いもちょっと良くない感じになってるけど。
ぼちぼちそのあたりも軌道修正していきたいなと、今日はかな~りぐっちゃ~となった部屋をけっこう真面目に片づけたし、ぼちぼち無駄遣いは控えていこうかな、なんて思っているところ。
そして最終的には、自分一人でも(万が一慰謝料&養育費の支払いが止まるようなことがあっても、いや絶対もらうけれども)子供たちを養えるようになって、それでいてやりたいことをして、楽しく心豊かに生きていきたいものです。
2020年は、ほんとになかなかきつい年だ。世の中全体がそうだけどね。
でも、やっぱり、子供たちがいて、友達とか助けてくれる人がいて、なんだかんだ悪くない。
深呼吸して、休む時は休んで、ちゃんと考えて、残り僅かの2020年をできるだけ穏やかに締めくくりたい。