久々に夫と会った。
とても、疲れた、、、、、、、
家に帰って、明るい子供たちと、いつもどおり毛布にくるまって寝るパグにずいぶん癒された。
さて、子供たちのことの続き。
学校に行けなくなった娘を少しでも元気にするために、夫にもなんとか協力してほしかったのだけれど、夫は、私の一言一言に、過剰反応するようになっていた。
責められて当然なのに、責められることに耐えられず、責任を私に転嫁するようなことをたびたび言ったし、娘のことも、
「大丈夫か?」
と声をかけるくらいしかできなかった。(大丈夫なわけあるかっ!)
しかも、行く当てもないのに家出をしようとしたり、屁理屈をこねくりたおしてなんとか私に謝らせようとしたり、私は知っていたけれど、子供たちは知らなかった性格のいやらしい部分を、これでもかと見せつけてしまった。
父ちゃんは本当に自分のことしか考えていない人間なのだと、子供たちに完全に思わせてしまったのだ。
結果、娘は心療内科のお世話になることになってしまった。
夫が出ていく日が近づくにつれ、私も娘も悲しくて泣くことが多くなったけれど、出て行って少しすると、娘は落ち着きを取り戻した。
心療内科のお薬も飲まなくて大丈夫になり、夫が出て行って1週間後の診察を最後に心療内科を卒業した。
日がたつにつれて笑顔も多くなり、本来の明るさを、今ではすっかり取り戻している。
もちろん、心の中に大きな傷があることには、変わりないけれど。
そして学校も、コロナで休校になったけれど、教科書や課題を取りに行く日は当たり前のように自分で行くし、きっとこのまま、学校の再開とともに戻っていけると思う。
息子は、そもそも高校生になったあたりからあまり夫と関わっていなかったので、娘ほどの大きな変化はなかったけれど(怒ってたけど顔を合わせないようにしてた)、一つ大きな変化として、お昼ごはんを自分で作ることが多くなった。
基本的に昼は家にいるので、一人の時はコンビニに買いに行ったりすることが多かったのだけれど、これからの我が家の家計のことを思えば自炊できるようにならなければならないだろう、と考えてくれたようだ。
離婚問題が勃発した最初のころは、傷ついた母と妹のために、おやつまで作ったりしてくれた。
スタートダッシュしすぎてエンジンが切れ、何にもできなくなっちゃった時期もあったけど(笑)
今は、おやつまではめったに作らないけれど、スクランブルエッグとペペロンチーノは私よりも全然上手に作れるようになった。
言わないけど、きっと、家計のこととかいろいろ考えてくれてると思うし、ある意味妹よりもずっと、不安だとも思う。
怒りを前面に押し出して自分を保っていたけれど、もちろん傷ついてもいた。
息子は小さいころめちゃめちゃ夫にかわいがられていたし、とっても父ちゃんを大好きだったときが、間違いなくあったのだから。
夫が家を出て、1か月と少しが過ぎた。
私たちは3人で、正直、とても楽しく暮らしている。
みんなが傷ついたけれど、みんながお互いを大切で、守ろうとがんばった。
それを感じることができて、私は本当に幸せ者だと思えるし、これ以上子供たちを悲しませたくないと、強く強く、思う。
そのために、元気でいたいし、前向きでいたいし、笑っていたい。
でも、もう、一人で全部抱え込むのは、やめる。
子供たちに頼るし、悲しかったら泣かせてもらうかもしれない。
子供たちが望んでいるのはきっと、無理をすることじゃない。
私がちゃんと、幸せになることが、子供たちにとっても幸せなんだと、確信している。
私にはもったいないくらい素晴らしい、この子供たちのために、私はこれからもっともっと、幸せになる。