New Life ∼44歳から生まれ変わる∼

夫の突然の浮気宣言から、離婚へ。ここから輝く人生のために、歩き出す。

アクアマリンのリング

今日は派遣会社の登録へ行ってきた。派遣会社としては4つ目になる。

 

 

離婚をする、となって、1月の半ばに初めて最初の会社へ登録しに行き、書類選考には何度か残るものの、全部そのあとに続かない。

 

 

販売しかしたことがないのに、この年で事務職にキャリアチェンジしようというのだから、難しいのは当たり前だ。

 

 

離婚で大きなショックを受けた中学一年の娘のために、土日祝がお休みで、残業もあまりない仕事、で、未経験の事務。データ入力でもなんでも、お休みが確保できればそれでいいと思っていた。

 

 

でも決まらない。そんなに甘くない。

 

 

ここにきて、やはり自分が向いてること、できることに目を向けるしかないのではないかな、と思うようになった。

 

 

お休みは、娘になるべくさみしい思いをさせないことは、大事な大事な要素だ。

 

 

でも、収入がないのは困る。夫と別れ、一人で子供たちを育てていくのに、理想ばかりは追えない。

 

 

とにかく、探す。考える。止まらないで進む。

 

 

 

 

 

という毎日の中で、私はひとつお守りを買うことにした。

 

f:id:haruno_chami:20200330150856j:plain

 

誕生石である、アクアマリンのリング。

 

 

夫と、恋人になって24年。私の左手の薬指には、いつも何かしら指輪がはまっていた。

 

 

はたちの誕生日に買ってもらったシルバーリングから始まって結婚してからは、結婚指輪。

 

 

私たち夫婦は指輪が大好きで、こだわった。結婚指輪は3回変えた。

 

 

3代目の指輪は、夫が休職中に、元気に復職できるようにと願いも込めて買った、一番お気に入りの指輪だった。

 

 

まさか、それから2年もたたないうちに離婚することになるとは、思いもしなかった。

 

 

 

 

 

 

とそんなわけで、この3か月、久しぶりに何もはまってない指で過ごしたけれど、夫は関係なく私自身、指輪というものが好きで。

 

 

夫の好みじゃなかったから一度ももらったことはないけれど、誕生石のアクアマリンがとても好きだったということを、思い出した。

 

 

なので、自分のために、自分で、お守りとなるように買った。

 

 

 

重厚なプラチナの結婚指輪に比べると、ずいぶん軽やかな、シルバーのリング。

 

 

 

でも、なんだか、相棒、って感じがする。左じゃなくて、右の薬指に。

 

 

 

自分で選んで、生きていく旅のおともに。

 

 

 

よろしくね。