New Life ∼44歳から生まれ変わる∼

夫の突然の浮気宣言から、離婚へ。ここから輝く人生のために、歩き出す。

14歳のお誕生日は少し切なくて

 

今日は娘の誕生日。14歳になった。

 

 

毎年朝早くプレゼントをもらいたがる娘のために、息子ともども6時起き(笑)

 

 

リクエストのTシャツと、ヘアオイル、お米パックが今年のプレゼント。

 

 

喜んでくれたー☆

 

 

晩ごはんはリクエストにお応えして手作り餃子を作った。

 

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ケーキも食べた。

 

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喜んでくれたー☆

 

 

 

 

 

 

 

娘はなんならおなかにいるときから、落ち着いていて手のかからない子だった。

 

 

なんでも真面目に取り組むし、求められていることはちゃんとわかる。

 

 

とにかく周りがよく見えていて、そして、本当は人一倍繊細なのだった。

 

 

 

 

 

 

娘が小学校4年生のとき、息子が高校に行けなくなった。

 

 

娘が小学校6年生のとき、夫が休職した。

 

 

 

娘はただの一度も、「どうして?」と聞かなかった。

 

 

ただ、兄に、父に、そっと寄り添っていた。

 

 

そして誰よりも、私に、寄り添い、助けてくれたのだった。

 

 

 

小学校の卒業式の日、私は娘の前に正座して、心からお礼を言った。

 

 

娘はボロボロと涙をこぼした。

 

 

「母ちゃんが壊れたらどうしようって、ずっと思ってた」

 

 

 

 

娘はそういう子なのだ。やさしくて、だけど誰よりも繊細で。

 

 

そんな娘にとって、今年の誕生日は、父ちゃんがいない初めての誕生日だった。

 

 

夫からは朝早くに動画が送られてきたらしい。自分がしゃべってる動画と、聴かせたい歌の動画。

 

 

 

ごはんもケーキも終わった後に、何とも言えない顔で、一人で夫からの動画を見ていた。

 

 

 

今日は、うれしかったけどさみしくて、きっと、悲しい気持ちの誕生日だったと思う。

 

 

でも、娘はそんなことは言わなかった。

 

 

今日はありがとー。とにっこりして、部屋へ行った。

 

 

 

 

娘がどういう気持ちだったか、本当のところはわからない。

 

 

昔の私だったら。

 

 

一人で背負わなくていい、母ちゃんには本当の気持ちを言っていいんだよ、とか、言っていたと思う。

 

 

本当は自分が知りたいだけなのに。

 

 

 

 

娘には娘の気持ちがあり、世界がある。

 

 

それは私の世界じゃない。

 

 

いつだって、見てるけど。ずっと見てるけど。

 

 

心配でも、世界に土足で入り込むんじゃなくて、娘がしてくれたようにただ、寄り添っていよう。

 

 

ほんの少し、切ないけどね。

 

 

 

 

あらためてそんなことを思った、娘14歳の誕生日。

 

 

娘の母親になれて、私は本当に幸せだ。

 

 

これから、もっともっと幸せになろうねー☆